タスクマネージャーを見ると、Microsoft Windows Search IndexerというアプリがかなりのCPUとメモリを使っているんだけど、これって停止しても問題ないの?
それはWindows PCないのファイルインデックスを作成するソフトだよ。インデックスの作成範囲が適切に設定されていないと、このプログラムの負荷が大きくなっちゃうかもね。
インデックスを再構築して、負荷を減らしてあげるといいよ。
インデックス再構築で高速化するかも!?
早く方法教えてー!
今回は、インデックス再構築をして容量削減とPC負荷を減らす方法についてご紹介します。
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インデックスって何のために必要?
PC内のファイルにインデックスと呼ばれる見出しを作成し、PC内部のファイル検索を高速化しています。
インデックスは、「検索用に作る辞書の目次」みたいなことだよ。
インデックスを作成することで、メール検索やスタートメニューの検索ボックスでのファイル検索を高速化しているよ。
Windowsでは自動的にファイルインデックスが作られるから、知らないうちに動いているんだね。
インデックスを再構築すると検索が高速化
インデックスを作成することで、ファイルやメールの検索が高速化します。
そしてここでオススメしたいのが、インデックスを作成する範囲を制限することで検索用のインデックスファイル容量を削減し、検索自体も高速化する方法です。
単純にファイルインデックスの数が多いと、インデックスファイル自体がPC容量を逼迫してしまうよ。
インデックスの対象を限定することで、インデックス数も少なくなって容量の節約になるし、検索自体も高速化できるよ。
ちなみに、Windowsではインデックス作成はMicrosoft Windows Search Indexerというプログラムで実行しています。作成するインデックス自体が少なければ、本プログラムの動作も重くならず、PC負荷を減らすことができます。
もし、PCの負荷が高くてインデックス作成を中止したい場合はこちらの記事をご覧ください。
インデックスを再構築する方法
インデックスを再構築するには、①インデックス作成範囲の変更、②インデックスの再構築、という手順で行います。
①インデックス作成範囲の変更
ます、インデックス作成範囲を変更します。
以下手順はWindows10の場合です。
- 「Windowsの設定」を開く(スタート→歯車→設定)
- 「検索」を選択し、「Windowsの検索」を選択
- インデックス ステータスの下にある「クラシック」が選択されていることを確認し、「ここで検索場所をカスタマイズします」を選択
- 「インデックスのオプション」が開き、「変更」を選択
- 「インデックスが作成された場所」が開き、「選択された場所の変更」のリストのうち、インデックスが不要な項目のチェックを外す
- 設定が終わったら、「OK」を選択
これは「インデックスのオプション」画面だよ。
現在のインデックスがかなり多くなってるね。
「ローカルディスク(C:)」が全て選択されていると、システム全体のインデックスを作成しちゃうから、インデックスが膨大になってしまうよ。システムファイルのほとんどは検索する必要はないはずだから、必要なフォルダだけを選択するようにしよう。
その他にも「ローカルディスク(D:)」や「Internet Explorer履歴」など、使用頻度が低い項目もチェックを外しておくといいかもね。
②インデックスの再構築
インデックス作成範囲を設定したら、再構築します。
以下手順のうち、1−3までは「①インデックス作成範囲の変更」と同じ手順です。
- 「Windowsの設定」を開く(スタート→歯車→設定)
- 「検索」を選択し、「Windowsの検索」を選択
- インデックス ステータスの下にある「クラシック」が選択されていることを確認し、「ここで検索場所をカスタマイズします」を選択
- 「インデックスのオプション」が開き、「詳細設定」を選択
- 「詳細オプション」が開き、「再構築」を選択
- 「インデックスの再作成」メッセージが表示されたら、「OK」を選択
- インデックスの再作成が開始(インデックスの再構築にはしばらく時間がかかります)
インデックスの再構築にはしばらく時間がかかるから、再構築する場合は余裕を持ってね。
まとめ
今回はWindowsのファイル検索用のインデックスを作成して、PC容量の削減&高速化する方法についてご紹介しました。
最近パソコンの動作が重いと気になっている方は、ぜひ試してみてください。
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