太陽光発電を設置している住宅では、2019年問題（After FIT）が刻々と迫ってきています。
そんな中、経産省が今後の太陽光発電の売電価格について、11円/kWhという見解を示しました。
経産省の見解に伴うAfter FITでの買取価格について考察してみました。
After FITとは？
After FITとは、FIT制度による再生可能エネルギーの買い取り保証期間の終了後に、売電単価が大きく下がる問題を指します。
After FITや「そもそもFITって何？」という方は、こちらの記事をご参照ください。
After FITの売電単価は？
今までAfter FITにおける売電単価としては、市場価格の11円/kWhとする説が有力でした。
しかし、一方で余剰電力の買い叩かれを懸念した4～8円/kWhという予測も出ていました。
2018年9月12日の経産省の審議会では、以下のような見解が示されています。
家庭用：2018年度：26円/kWh → 2025～2027年度：11円/kWh
After FITに突入したら、売電できなくなるだけでなく、電気代もかなり上がりそう・・・
太陽光発電ビジネスはもう終焉？
FIT価格が年々下がってくるんだったら、住宅に太陽光発電パネルはもういらないかな・・・After FITで10年するとパネルもいらないし・・・
FIT制度は、買取単価が下がっても損しない仕組みだよ！
After FITでも自家消費を考慮すれば、つけた方が絶対おトクだよ！
ここまでの説明だとFIT価格の下落やAfter FITにより、今さら太陽光発電パネルを設置しても前ほど儲からないと思うかもしれません。
しかし、太陽光発電パネルの単価も値下がっているため、お買い得な太陽光発電パネルを選ぶことで今まで以上に収益をあげることができます。
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まとめ
2019年から始まるAfter FIT時の売電単価は、11円/kWhでひとまず決着がつきそうです。
After FIT時を考慮して蓄電池やエコキュート機器の導入、契約する電力会社の見直しを進めておきましょう
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