Webライティングの技術の1つとして、マイクロコピーという技術があります。
マイクロコピーの概要と実例についてご紹介いたします。
マイクロコピーを知る!
そもそも僕がマイクロコピーという言葉を覚えたのが、最近です・・・
きっかけは、有名ブロガーのマクリンさん(@Maku_ring)に、当サイトの記事を見ていただいた際のコメントです。
・「オススメ」→「おすすめ」に変更し、「銘柄」に加えて「商品」のワード(せめて見出しに)も入れましょう。
・2〜3文の改行が多いため、スマホビュー意識の文章塊(1〜2行毎に改行)にしましょう。
・ボタンは導入文含め各h2見出し毎に入れ、口座維持費がかからない旨等をマイクロコピーで仕込む。— マクリン (@Maku_ring) 2018年9月12日
それに対するマイクロコピーも知らなかった僕の反応です。
恥ずかしながら、この指摘で初めて「マイクロコピー」というワードを知る…
SEOではないけれど、こういう広告的な文章テクニックもある程度理論化されててすごいなぁ!
ブログを契機にマーケティングの勉強にもなるね😁 https://t.co/NmZniSfBqX
— なつめ@理系男子ブロガー (@rikei0danshi) 2018年9月13日
マイクロコピーとは?
マイクロコピーとは、「アプリやWebページ上のエラーメッセージやeコマースのヒントなど、ユーザの行動を手助けするもの」と広く定義されているようです。
これらの短い単語や文章は、Webページ全体のデザインと比べればあまり重要ではありませんが、コンバージョンには大きな影響を与えます。
具体的な事例として以下のようなケースがあります。
マイクロコピー実例
・ユーザの心配事を取り除く
「個人情報は適切な範囲で管理し、許可なく外部には提供しません」
「新規登録は無料です」
・役立つエラーメッセージを提供
「パスワードが間違っています」
「アカウントが見つかりません」
・短いけど役立つ
「(入力ボックスにおける)名前、E-mail」
・クリック後押しする
「先週だけで1万人ものお客様が購入しました」
「あと48時間のセール中は30%オフです」
アフィリエイトにマイクロコピーをどう生かすか?
上で取り上げた事例はどれも企業のWebサービスの事例であり、僕たちブロガーがアフィリエイトするにはうまく使えなさそうに見えます。
しかし、アフィリエイトへのリンクボタンを以下のようにするだけで、成約率が1.5倍まで向上した事例もあります。
例えば、アフィリエイトの誘導文としてよくありそうなAとBの2つの文章ですが、どちらがいいと思いますでしょうか。
マイクロコピー例
(A)資料を無料ダウンロード
(B)無料で資料をダウンロード
マイクロコピー的な正解は「(B)無料で資料をダウンロード」です。
「無料」という単語が前に来るだけで、ユーザのボタンをクリックする精神的な負担が軽くなり、成約率が1.5倍にもなったそうです。
マイクロコピーの仕込み方
というわけで、マイクロコピーを仕込んでみます。
指摘された僕の記事では、以下のようなコピーを使っていました。
どう見てもクリックしづらい文章ですね。
口座開設を求めすぎている。
というわけで、以下のように改善してみましょう。
少しはクリックしやすくなったかな・・・?
まとめ
今回はマイクロコピーの簡単な説明と、ブログにおける事例をご紹介しました。
今回ご紹介したのは、マイクロコピーのあくまでも一部です。本来は、ボタンの色や大きさ、コピー文にも細かいノウハウがあります。
もう少し勉強してノウハウもたまってから、改めて紹介していきたいと思います。
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