投資信託で人気の「ひふみ投信」をつみたてNISAで購入できる「ひふみプラス」は、つみたてNISAでも人気も銘柄です。
しかし、つみたてNISAでは「ひふみプラス」のようなアクティブ型ファンドは、あまり相性が良くないとも言われています。
今回は、「ひふみプラス」をはじめとしてアクティブ型ファンドと呼ばれる銘柄の特徴と、つみたてNISAで購入すべきかどうかについて、説明したいと思います。
アクティブ型ファンドとは?
投資信託には、インデックス型とアクティブ型の2種類があります。
ここではそれぞれの特徴を簡単にまとめます。
インデックス型 | アクティブ型 |
日経平均やTOPIXなどの指数と同じ値動き | 指標を上回るよう各ファンドが運用 |
手数料が安い | 手数料が高い |
長期的にはアクティブ型よりも運用成績が良くなりやすい | ハイリスク/ハイリターン |
指数以上の運用成果が得られることもあるが、反対に損失する場合もあるのが、アクティブ型ファンドの特徴だよ。
通常の投資信託では、アクティブ型ファンドを短期的に売買することもあるかと思いますが、「つみたてNISA」は長期的な運用を目的としているため、あまり向かないと言われています。
「ひふみプラス」の値動き
つみたてNISAには、インデックス型ファンドが135本に対して、アクティブ型ファンドは17本しかありません(2018年8月時点)。
アクティブ型ファンドの中でも最も有名なのは、「ひふみプラス」でしょう。
カンブリア宮殿にも出演したレオス・キャピタルワークスが運用するアクティブ型ファンドで、社長兼CIO(最高投資責任者)の藤野英人さんが実際に足を運んで投資先の会社を見て回っているのが人気のポイントです。
「ひふみプラス」の値動きについて見てみます。
下のチャートは5年間の基準価額の推移を示していますが、右肩上がりで増加しているのがわかるかと思います。
2014年ごろと比べると約2倍に増加しているので、かなりのリターンが見込めます。
一方で、ここ半年(2018年2月〜8月)の値動きです。
こちらをみると2,000〜3,000円の幅で乱高下しているのが分かります。
特に7月半ばからは下がり続けており、このような動きがハイリスクと言われる部分です。
「ひふみプラス」を購入した結果
僕は18年4月から「ひふみプラス」を購入しているけど、18年8月時点の運用成績はこちらです。
-2,951円と、見事にハイリスクを引いてしまいました・・・
他のインデックス型ファンドの利益を見事にかっさらっていますね。
ひふみ投信を運用してみたくて「つみたてNISA」を始めたため、30〜40%を「ひふみプラス」が占めるというあまり良くない状況です。
現在は、「ひふみプラス」の割合を下げて、インデックス型ファンドを中心に投資するようにしています。
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SBI証券で「つみたてNISA」を始める場合、購入の仕方を以下記事で解説していますので、合わせてご確認ください。
まとめ
今回はつみたてNISAで購入可能なアクティブ型ファンド「ひふみプラス」をご紹介しました。
「ひふみプラス」は大きなリターンが期待できる反面、損するリスクもあるため、ご自身との相性も考えて購入を検討してはいかがでしょうか。
https://rikei-danshi.work/entry/2018-08-30-nisa
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