大雨や人身事故などで新幹線が2時間以上遅延した場合、新幹線の特急料金の全額が払い戻しとなります。今回は、払い戻しの方法や遅延時に取るべき行動についてご紹介いたします。
新幹線の払い戻し条件
新幹線が、予定の到着時刻より2時間以上遅れて到着した場合は、特急料金がの全額が払い戻しとなります。2時間以内の遅延では、払い戻しにはなりませんので、JRの職員さんに詰め寄らないようにしましょう。
払い戻しの金額
払い戻しとなるのは、新幹線の特急料金だけです。運賃やグリーン車の利用料金は払い戻されないので、ご注意ください。
ただし、新幹線の乗車前に2時間以上の遅延が発生し、新幹線の乗車を取りやめる場合は、運賃と特急料金の全額が払い戻しとなります。新幹線に乗車した場合でも、途中駅で乗車を取りやめる場合は、乗っていない区間の運賃と特急料金の全額が払い戻しとなります。
・新大阪に2時間遅れで到着
特急料金の5,700円が払い戻し
・2時間遅れていたため、乗車を取りやめ
運賃8,750円と特急料金5,700円の合計14,450円が払い戻し
・名古屋で2時間停車し、名古屋で降車
運賃2,490円と特急料金5,700円の合計8,190円が払い戻し
ただし、おトクなきっぷやトクトクきっぷなどを利用された場合は、払い戻しがない場合もありますので注意しましょう。
払い戻しの手続き
払い戻しを受けるためには、乗客が払い戻しの手続きをする必要があります。手続きをしないと、払い戻しはされませんのでご注意ください。
・到着駅の精算所に行く
おそらくこれが一番分かりやすいかと思いますが、乗客が多い場合は混雑する場合があります。
・1年以内に全国JRの駅窓口に行く
1年以内であれば、払い戻し手続きは可能です。必ず1年以内に払い戻しを受けてください。
・エクスプレス予約、スマートEXの場合
通常通り自動改札機を通れば、購入したクレジットカードの口座に払い戻しされます。
手続き時に必要なもの
手続きの際には、改札を出るときに受け取った「遅延証明が書かれた切符」が必要ですので、捨てずに保管しておきましょう。
なお、通常では自動改札から出るときは切符は出てきませんが、遅延が発生した場合は「遅払証」と赤く印字された切符が出てきます。自由席の場合は、切符が出てこない場合がありますので、「有人改札を通って遅払証」の印を受けましょう。
まとめ
今回は新幹線が2時間以上遅延した場合の払い戻し方法をご紹介しました。手続きしないと返金されませんので、忘れずに手続きしておきましょう。
読者ボタンやはてなブックマークを押していただけるとブログ執筆の励みになりますので、ぜひお願い致します。
コメント