Apple HomePodがついに発売！他のスマートスピーカーとの違いや日本発売時期についてまとめ

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2018年2月9日にアメリカ、イギリス、オーストラリアと地域限定で発売された、Apple初のスマートスピーカー”HomePod”。他のスマートスピーカとHomePodの違いや、日本発売時期や価格についてまとめました。

理系王子

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HomePodの概要
HomePodのスペック
日本発売時期は？
まとめ

HomePodの概要

Apple初のスマートスピーカー”HomePod”は、アメリカなど一部の地域で2018年2月9日より発売されています。
気になる価格は349ドル（約3万8000円）とGoogle Homeの倍以上の値段になっています。他社より遅れたApple Watchで低迷が続きましたが、後発のスマートスピーカーでも強気の価格で発売しています。また、配色はホワイトとスペースグレーです。

HomePodのスペック

基本スペック

HomePodの基本スペックは以下の通りです。
Google Homeと比べると、より大きくより重くなっています。これは後述の音響部分に注力しているためと思われます。

項目	HomePod	Google Home
サイズ	直径172mm、高さ142mm	直径96.4mm、高さ142.8mm
重量	2.5kg	477g
基本価格	38,000円	14,000円

スピーカーのスペック

AppleのHomePodページには以下のスペックが記載されています。

・High-excursion woofer with custom amplifier
・Array of seven horn-loaded tweeters, each with its own custom amplifier
・Six-microphone array for far-field Siri Internal low-frequency calibration microphone for automatic bass correction
・Direct and ambient audio beamforming
・Transparent studio-level dynamic processing

（日本語訳）
・特注アンプ付きハイエクスカーションウーファー
・独自のカスタムアンプが搭載された7つのホーン搭載トゥイーターアレイ
・遠方界Siri用6マイクロホンアレイ
・自動低音補正用内蔵低周波キャリブレーションマイク
・ダイレクトおよびアンビエントオーディオビームフォーミング
・透明なスタジオレベルの動的処理

７つのトゥイーター*1をビームフォーミングにより高い音質を提供しているようです。Google Homeもハイエクスカーションスピーカーを搭載していますが、HomePodは７つの高音用スピーカーを使っており、音質はHomePodの方が期待できます。
また、ビームフォーミングに関しては実際に使った記者の感想として、「HomePodはトゥイーター群から3つのビームを放つ。1つは直接リスナーへと届き、もう2つは壁に反射させて環境音を作りだす」と、説明しています。HomePodは設置位置を判別して音量を調節する機能を謳っており、ビームフォーミングもユーザの部屋に合わせることで包み込むような音響を実現しているようです。

また、HomePodは６つのマイクを360度全方向に配置しており、全周囲からの音を聞き取れるようになっています。そのため、HomePodは声の聞き取り性能が高く、音楽を流した状態や生活音があるシーンでも気にすることなく、ユーザの声を聞き取ってくれます。

対応アプリ

HomePodに対応しているストリーミングサービスは、現在”Apple Music”しかありません。そのため、Spotifyなどのメジャーなストリーミングサービスは使えないため、早期対応を望む声が上がっています。

また、ストリーミングサービス以外には、純正のメッセージアプリのメッセージ送信は可能ですが、FacebookやLINEには未対応です。ただし、HomePod用の開発キット「SiriKit for HomePod」を使えば、サードパーティ製のメッセージアプリも使えるため、AmazonのAlexaスキルのようにHomePodアプリもたくさん出てくることが期待されます。