2018年10月以降にGoogle AdSense(以下、アドセンス)の仕様が変更されました。
今回は「自由に広告が貼れなくなる」「同じアカウントで追加ブログができない」などアドセンスに大きな変更があったようなので、変更点をご説明いたします。
アドセンスの主な変更点
Googleが2018/10/29に公式発表したアドセンスの主な変更内容をまとめます。
ポイントは黄色でアンダーラインを引いている箇所です。
- 新しいサイトに広告を表示するには、AdSenseアカウントにサイトを追加する必要がある
- 新しいサイトでは、ドメインの所有者であることの確認、ドメインのコンテンツを変更する権限を所有しているかを確認するプロセスが行われる
- このプロセスで、AdSenseポリシーに準拠しているか確認し、チェック完了後にサイトに「準備完了」と表示され、広告表示を開始できる
- アドセンス管理画面の「サイト」にて、収益化しているサイトは自動的にサイトリストに表示され、ここから新しいサイトを追加することができる
今まで以上に、複数サイトでの収益化が面倒になるな・・・
Google公式発表の原文はこちらから確認できます。
追加ブログも審査が必要になる
従来のアドセンスでは、「あるアカウントで審査を通過したサイトAがあれば、サイトBにも自由にアドセンス広告を設置できる」という状態でした。
サイトBはサイトAと同様にポリシーに準拠したサイトである必要はありますが、審査に合格したサイトA以外にも広告を貼り付けることができました。
例えば、アドセンスに通り易い内容で審査用のサイトAを作成しておき、審査に合格したら別ジャンルのサイトBに広告を貼る、なんてこともできてました。
しかし、今回の仕様変更では「アドセンス広告を設置する全てのサイトについて、Googleが事前に許可する必要がある」とのことです。
ちなみに、追加サイトの審査は通常1日程度ですが、場合によっては1週間以上かかる場合も・・・
イチから始める場合よりは時間はかからなさそうですが、待ち時間が辛い・・・
変更が適用されていることの確認
今回の仕様変更は、まだ一部のユーザにしか適用されていないとのことです。
自分のアカウントが仕様変更されているかどうかを確認するには、アドセンス管理画面でアカウントを開いてみましょう。
仕様変更されている方は、アカウントの下に「サイト」と表示されます。
仕様変更されていない方は、「自分のサイト」と表示されます。
僕の場合は仕様変更が適用済みでした。
しかし、2018年中には全てのユーザに変更が適用予定だそうです。
まとめ
今回はGoogleアドセンスの仕様変更をご紹介しました。
新しい複数サイトでアドセンス広告の表示が、今まで以上のハードルとなってしましました。
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