いよいよITP2.0に対応したiOS12がリリースされて1週間ほど経ちました。
以前の記事で、ITP2.0がアフィリエイトにどう影響するのか、各ASPのITP2.0への対応状況をご紹介しましたが、実際に当サイトや他の大手サイトのITP2.0の影響を調べてみました。
ITP2.0とは?
ITPとは、“Inteligent Tracking Prevention”の略で、Apple社が規定した広告トラッキング対策の規格です。簡単に言えば、ブラウザでのユーザの行動追跡が抑制される機能で、アフィリエイターにとって大きな影響を与えると言われています。
ITPの改定内容や有名ブロガーのITP2.0に対する対応などについては、こちらの記事でまとめていますのでぜひご覧ください。
https://rikei-danshi.work/entry/2018-09-12-ITP
また、各ASPのITP2.0の対応状況はこちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
https://rikei-danshi.work/entry/2018-09-19-ITP
当サイトのITP2.0の影響を調べてみた
Google Analyticsを使って当サイトのITP2.0の影響、つまりiOS12でアクセスするユーザ数を調べてみました。
こちらが先週1週間の調査結果です。Safariのアクセス数は全体の33.39%でした。
次にSafariのOS別のアクセス数について調べてみます。iOS12によるアクセスは11.72%でした。
以上を掛け算すると、ITP2.0に対応したSafari+iOS12からのアクセスは全体のわずか3.91%でした。
予想よりもかなり低い数値になったのは、iOS12へのアップデートは過渡期であることが考えられます。
ちなみに他の人の状況は?
当サイトでは残念ながらアクセス数が少ないので、よりアクセス数が多いサイトでの影響を見てみましょう。
月間アクセスが380万PVを超える「クレジットカードのよみもの」様では、Safari+iOS12の割合は全体の6%だそうです。
9月21~22日の、当サイト『クレジットカードの読みもの』のAnalyticsデータです。Safari+iOS12.0は全体の6%といったところ。
つまりITP2.0によって影響を受けた売上があったとしたら、その最大値は6%ということ。確かに影響は大きいですが、2~3割も売上を左右するほどの影響はなさそうです。 pic.twitter.com/ds0DGvdVNA
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) 2018年9月22日
月間アクセスが10万PVを超える「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」様では、Safari+iOS12の割合は全体の5%だそうです。
ITP2.0について、非常に参考になる情報ですね(^^♪
私も9月21日~22日で『不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ』のAnalyticsデータを確認した所、『Safari+IOS12.0』は全体の5%程度でした。
ASPが早めに対応してもらえれば影響はそう大きくなさそうです(^_^;) https://t.co/uFwvgVXil0
— 鈴@3000万円運用でセミリタイア生活中 (@semiritaia_suzu) 2018年9月23日
こうして見ると、Safari+iOS12によるアクセスは全体の4〜6%以下に落ち着いているようです。
まとめ
ITP2.0によるアフィリエイト収入減が話題となっていますが、現在のところITP2.0に対応したSafari+iOS12によるアクセスはまだ少ないようです。
ですが、iOS12がリリースされてばかりの過渡期のため、今のうちから対策しておくことをおすすめいたします。各ASPのITP2.0への対応状況はこちらから確認できます。
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