2/16(金)より3/15(木)まで所得税の確定申告がいよいよ始まりました。今回は初めて書面提出で確定申告する方向けに私が気になったポイントをいくつかまとめてご紹介いたします。
書面提出のやり方
確定申告は税務署に行って書類を記入する方法もありますが、ネットを活用して申請書を作成したり、直接オンラインで提出することもきます。
特に署名提出の場合は、パソコンとプリンタさえあれば誰でもかんたんに申請書を作成できるため、初めて確定申告をする方にオススメの方法です。また、e-Taxというネットだけで確定申告を完結させる方法もありますが、ICカードリーダーが必要など準備が必要となります。ネットで確定申告をする2つの方法を以下にまとめておきます。
書面提出
・ブラウザで各項目を入力し、印刷後に郵送で提出
・メリット:ブラウザ環境さえ整えればOK
・デメリット:印刷と書類郵送が必要、還付まで時間がかかる
e-Tax
・内容:専用アプリでオンラインで提出
・メリット:インターネット上で全て完了、書類提出を省略可、還付までが早い
・デメリット:ICカードリーダーが必要、PC環境(OSなど)によっては利用不可
署名提出の方法については、ふるさと納税の申告を例に、以下記事でご紹介しています。
https://rikei-danshi.work/entry/2018-02-05-Furusato
書面提出時の気になった点
以下は、私が書面提出の確定申告で気になったポイントについて、ご紹介いたします。
添付書類台紙への貼り付け方
書面提出をする場合、源泉徴収票や本人確認書類を貼り付ける添付書台紙というものがあります。こんな感じの書類です。
添付書類台紙は、書類同士が重なって糊付けしてしまうなどさえ気をつければ、適当に貼っても問題ありません。また、貼付方法は糊付け、セロハンテープ、ホチキスなど方法はなんでもOKです。
私が提出時に悩んだのは、マイナンバーカードの貼り方です。マイナンバーカードは両面コピーつまり2枚貼り付けが必要ですが、A4でコピーしてしまうと1枚分しか貼るスペースがありません。そこで私はコピーしたマイナンバーカードの余白部分を切り取り、両面がのりしろ部分に並べて貼り付けして問題ありませんでした。
ふるさと納税の寄付金受領証明書は貼らなきゃダメ?
ふるさと納税の確定申告をする場合には、各地方自治体から送付された寄付金受領証明書もあわせて提出する必要があります。寄付金受領証明書は台紙の「寄付控除関係書類」に貼るように求められますが、寄付数が多い場合は台紙に収まりません。
その場合は、寄付金受領証明書は台紙に貼らずに、まとめて提出するだけでOKです。他の書類と混ざらないよう、別の封筒やクリップなどでまとめておくと良いと思います。
還付金はいつ頃支払われる?
ふるさと納税や医療費控除を申請した方は、所得税の一部が還付金として返金されます。還付金の支払いタイミングは、1.5ヶ月程度と言われています。そのため、2月中旬に確定申告をした場合は、3月中旬〜3月下旬には還付金が支払われるはずです。
また、ブログ収入など雑所得が20万円を超えて追加で税金を納めるは、4/20(金)に振替納付日が設定されます。納付までに口座残高が納付金以下にならないように注意しましょう。
書類に不備がないか不安な方は税務署へ
書面提出をする場合、印刷した書類を郵送で税務署に送付すれば完了します。しかし、書類に不備がないか不安な方は、確定申告期間中に税務署に行き、その場で確認してもらってそのまま提出できます。
税務署に行くと、「これから確定申告をする列」と「書類確認の列」に大きく分かれているはずです。書類確認だけであれば、15〜30分程度の列に並ぶだけで完了します。
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まとめ
今回は確定申告で書面提出する際のポイントをいくつかご紹介しました。
・添付書類台紙の貼り方は、あんまり気にしなくても大丈夫
・ふるさと納税などの寄付受領証明書は台紙に貼らなくてもOK
・還付金は確定申告から約1.5ヶ月後に返還
・書面に不備がないか不安な方は、最寄りの税務署へ
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