アフィリエイトブログを始めて半年経ち、わずかながら収入が得られました。
一般的にはアフィリエイト収入が20万円以上の場合のみ確定申告が必要と言われていますが、20万円以下は何も申請する必要がないのかについて調べてみました。
アフィリエイト収入が20万円以上は確定申告が必要!
アフィリエイトは本業か副業かによって税金の計算の仕方が違ってきますが、私は副業で本ブログを実施しているので副業の場合で考えます。
副業の場合、アフィリエイトの収入は 雑所得 に分類され、他の雑所得と合わせて計算する必要があります。
一方、アフィリエイトの収入を本業とされている場合は、事業所得として青色申告または白色申告をする必要があります。
事業所得の場合は、収入と経費の帳簿を作ったり、会計ソフトを使った管理などが必要となり、それなりにハードルが上がりそうです。
20万円以下の場合は申告不要?
アフィリエイト収入が20万円以下の場合でも申告が必要な場合もあります。
以下各事例についてご紹介いたします。
アフィリエイト収入と他の雑所得で合計20万円を超える場合
副業の場合、アフィリエイト収入は雑所得に該当します。
しかし、雑所得はアフィリエイト以外にもFXやビットコインなどによる収益や年金、ヤフオクやメルカリなどでの収入なども含まれます。
雑所得はこれらすべての収入の合計額が対象となるため、アフィリエイト収入が20万円以下の場合でも雑所得の合計が20万円を超える場合は確定申告が必要となります。
ちなみに、私の会社では特許収入が雑所得扱いとなっているため、アフィリエイト収入と会社での雑所得を合計した金額で確定申告をする必要があります。このように会社から支給される給与でも、雑所得に分類されるものもありますので、確認することをオススメいたします。
年末調整をしていない場合
会社員は年末調整を行いますが、年末調整をしていない場合は副業の収入に関係なく確定申告が必要となります。
例えば、2000万円を超える給与がある場合は年末調整は不要ですが、この場合はアフィリエイト収入が20万円以下でも確定申告が必要となります。
不動産や株式などで確定申告を行う場合
給与以外に不動産貸付、株式譲渡などで確定申告が必要となる場合は、あわせて確定申告時に雑所得としてアフィリエイト収入を申告する必要があります。
医療費控除、住宅ローン控除などを受ける場合
医療費や住宅ローンの控除など年末調整ができない控除を申請する場合は確定申告が必要となります。
この場合はアフィリエイト収入が20万円以下でも、あわせて確定申告時に雑所得として収入を申告する必要があります。
住民税はアフィリエイト収入が20万円以下でも申告が必要
上記に当てはまらない場合はアフィリエイト収入の所得税の確定申告は不要です。しかし、住民税は申告が必要となりますのでご注意ください。
ただし、確定申告をした場合は住民税の申告は不要になります。
申告漏れがあった場合は?
申告漏れが発覚した場合は、無申告加算税や延滞税などが追加で徴収されます。さらに悪質な場合は重加算税というペナルティがあり、結局大損するリスクもあります。
アフィリエイトの所得隠しはバレないと言われる方もいますが、過去には副業のアフィリエイトで稼いでいた方に税務調査が入ったという事例もあります。また、国税局には電子商取引部門というネットに強い専門チームも置かれ、高収入を得ているアフィリエイターは監視されている可能性もあります。
まとめ
アフィリエイト収入が20万円未満の場合でも、
- 他の雑所得と合わせて20万円を超える場合は確定申告が必要
- 不動産や株式での所得、医療費や住宅ローン控除を受ける場合は確定申告時に合わせて申告が必要
- 20万円以下は所得税の確定申告は不要でも、住民税の申告は必要
という調査結果でした。
未納の場合はペナルティも大きいため、きちんと収入を管理して税金は納めておきましょう。
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