AWS上で開発を行っている方は、AWS CLI (Command Line Interface)を使うケースも多いと思います。
今回は、Windows環境でAWS CLIをインストールする方法についてご紹介します。
AWS CLIとは?
AWS CLIは、AWSが提供するサービスをPCのコマンドラインから操作・管理するための統合ツールです。
AWS CLIはWindows, MacOS, Linuxなどの様々なOSで利用できます。
AWSには直感的な操作ができるAWSマネジメントコンソールもあるけど、AWS CLIを使った方がプログラミングで作業手順を自動化することができるよ。
例えば、EC2やS3の設定をいちいちログインして変更する必要がなく、コマンドプロンプトなどのコマンドラインから設定変更できます。
AWS CLIのインストール方法
AWS CLIインストーラのダウンロード
AWS CLIの公式より、AWS CLIのインストーラをダウンロードします。
AWS CLIには、バージョン1とバージョン2があります。
バージョン2は2019年に提供されました。バージョン2で導入された一部の機能は、バージョン1との下位互換がないため注意してください。
バージョン2のインストールには、Pythonがなくてもインストールできます。バージョン1からはpipからもインストールできたけど、バージョン2は基本インストーラを使います。
新しくCLIを利用し始める場合は、バージョン2で問題ないと思います。また、バージョン1とバージョン2を共存させることもできます。
バージョン2のWindows版のインストーラはこちらになります。
AWS CLIのインストール
インストーラをダウンロードしたら、実行してインストールします。
基本的にはNextとInstallをポチポチと押していくだけです。
AWS CLIインストールの確認
Windowsの場合は、コマンドプロンプトを起動して以下を入力します。
aws --version
// aws-cli/2.1.20 Python/3.7.9 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off
aws-cliのバージョンが記載されていれば、インストール完了です。
アクセスキーとシークレットアクセスキーの取得
AWS CLIを使う場合、アクセスキーとシークレットアクセスキーの取得が必要になります。
作成方法はこちらの記事をご参照ください。
アクセスキーとシークレットアクセスキーを忘れた場合にも同じ方法で再取得できます。
まとめ
今回は、Windows環境でAWS CLIをインストールする方法についてご紹介しました。
コメント