AWSのストレージサービスの違いを解説(S3、EBS、EFS)

スポンサーリンク
この記事は 約7 分で読めます。

f:id:rikei_iot:20180826132650j:plain

AWSではS3やEBSなどストレージサービスがいくつかあります。これらのストレージは容量ごとの料金やスループットが異なるため、用途に応じて使い分ける必要があります。

 

今回はAWSの代表的なストレージサービスとこれらの違いをご紹介いたします。

スポンサーリンク

AWSの代表的なストレージサービス

AWSの代表的な3つのストレージサービスを比較してみます。

それぞれの特徴にあわせて、最適なストレージを選ぶことがベストプラクティスとして推奨されています。

それぞれのストレージで最も優れている点を赤字にしています。

サービス EFS EBS(汎用SSD) S3(標準)
スループット 数GB/Sec 1GB/sec 最も遅い
同時アクセス 複数AZの複数EC2 単一EC2 複数AZの複数EC2
1GBあたりの料金 0.33USD 0.10USD 0.023USD

 

基本的には性能が価格に比例していると考えてください。

ただし、EFSはファイルストレージに特化しているサービスだったり、EBSは単一のEC2からしか同時アクセスできなかったりと特徴があります。

また、EBSやS3の中でも、スループットやアクセス頻度により何種類かのサービスがありますので、要件に合わせて最適なサービスを選択しましょう。

 

次の章以降では、EFSやEBSについて追加で解説いたします。

スポンサーリンク

EFSとは?

EBSやS3と比べて、Amazon EFS(Elastic File System)はあまりなじみのないサービスかもしれません。

EFSは2018年7月より東京リージョンに実装されたサービスで、EC2上にファイルサーバを構築するよりも信頼性やパフォーマンスが高くなります。

EFSの主な特徴は以下の通りです。

EFSの特徴

・ディスク容量性制限がなく、スケーラブルに拡張される
・スループットがEBSよりも高速
・複数AZに保存されるため、データの信頼性が高い
・複数のEC2インスタンスから同時アクセスが可能

スポンサーリンク

EBSのボリュームタイプ

EBSのボリュームタイプには、SSDやHDDによりいくつか種類があります。

それぞれの特徴を掴んで最適なボリュームを選択しましょう。

SSDタイプ

SSDタイプは価格は高いですが、ハイスループットが実現できます。

特にミッションクリティカルなワークロードには、最適化された「プロビジョンドIOPS SSD」を選択しましょう。

SSDタイプ 汎用SSD プロビジョンドIOPS SSD
ボリュームサイズ 1GiB-16TiB 4GiB-16TiB
最大スループット 160MiB/秒 500MiB/秒
1GBあたりの利用料金 0.10USD 0.125USD

HDDタイプ

HDDはアクセス頻度が低いワークロードに、低価格で利用できます。

ある限られた短時間のみSSD並みのスループットを出したい場合は、「スループット最適化HDD」を選びましょう。

汎用SSDと同様バーストパケットモデルがあり、クレジットを消費してI/Oを一時的に上げることができます。

また、よりアクセス頻度が低い大容量データには、「Cold HDD」を選択しましょう。

HDDタイプ スループット最適化HDD Cold HDD
ボリュームサイズ 500GiB-16TiB 500GiB-16TiB
最大スループット 500MiB/秒 250MiB/秒
1GBあたりの利用料金 0.045USD 0.025USD
スポンサーリンク

AWS認定のストレージサービスに関する問題

問題

確認問題として、ストレージサービスに関する「AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト」レベルの問題を出題します。

150GBのデータベースを利用するアプリケーションが、EC2インスタンスで動作しています。そのアプリケーションは、短い時間帯に集中的に使用されます。
最も費用対効果の高いストレージタイプはどれですか。

 

1.Amazon EBS プロビジョンド IOPS SSD
2.Amazon EBS スループット最適化 HDD
3.Amazon EBS 汎用SSD
4.Amazon EFS

解答

費用対効果という点で、それぞれの価格を見てみます。

 

EFS(0.33USD) > プロビジョンド IOPS SSD(0.125USD) > 汎用SSD(0.10USD) > スループット最適化HDD(0.045USD)

 

最も安いのは「スループット最適化HDD」です。

これが問題で求められる要件に当てはまるかというと、「150GB」というデータ容量と「短い時間帯に集中的に」という単語がポイントになります。

データ容量としてはHDDでも問題なく、スループット最適化HDDによるバーストにより要件は満たせそうだと考えられます。

 

よって、回答は「2.Amazon EBS スループット最適化 HDD」となります。

 

その他「AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト」の問題を確認したい方は、以下参考書をオススメいたします。AWS認定の受験生だけでなく、AWSを利用する方の知識としてよくまとめられています。

AWSをイチから始めるなら「TECH::CAMP」

また、AWSなどのクラウドでの環境構築を勉強したいのであれば、「TECH::CAMP」がオススメです。

専属のアドバイザーがついてくれるので、短期集中でクラウド開発に必要なプログラミング技術を身に着けることができます。

 

なつめ
なつめ

「TECH::CAMP」AWS認定での資格取得によるスキルアップで、もう一段上のエンジニアへステップアップしましょう!

なつめ黒猫
なつめ黒猫

また、AWSで人工知能(AI)もやりたいと考えている人は、完全オンラインのプログラミングスクール「Aidemy」もおすすめだよ。

人工知能AIやpythonプログラミングを初心者でも学べるオンライン学習Aidemyの評判
人工知能AIに特化したオンラインのプログラミングスクール「Aidemy」プレミアムの評判や口コミ、Python言語を使った学習内容や実際に作るAIアプリ例、他のスクールとの受講料や期間を比較して、分かりやすくご紹介します。

まとめ

AWSのストレージサービスの違いを解説いたしました。

違いを理解して、AWS認定に備えておきましょう。


コメント