先日、AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格しました。初級であるクラウドプラクティショナーに続いての合格です。
受験料が16,200円とやや高いので、なんとか合格できてよかったです。
AWSにはほとんど触らずに合格しましたので、合格までの勉強内容やオススメの参考資料、当日の試験での注意事項についてご紹介いたします。
AWS認定とは?
AWS認定とは、AWSサービスの理解や技術的な専門的な知識をサービス提供者であるAWS自身が認定するものです。
今回受験したソリューションアーキテクトは、IT研修大手の米グローバルナレッジが算出した「稼げる認定資格Top15 2018年版」では2位にランクインしています。
年収額は12万1292ドルと1000万プレイヤーになれる絶好の機会です。例えば、転職を考えているエンジニアにとっては、とっても有利な資格になると思いませんか?
また、AWS\認定は試験合格により、少なからずメリットがあります。
そのメリットについては、こちらの記事でも紹介していますので、チェックしておきましょう。
https://rikei-danshi.work/entry/2018-07-30-AWS
合格への道のり(勉強方法)
アソシエイトであれば、実際にAWSに触らなくても十分合格できると思います。
①参考書を買うべし!
AWS認定の試験の中で、ソリューションアーキテクト アソシエイトの対策本だけ出版・発売されています。
ちなみにAWS系の本はいくつか読みましたが、デザインパターンや実事例でのアーキテクチャの話が多いため、初心者向けの本はほとんどありません。
この参考書は、AWSが提供するサービス概要が簡潔にまとめられているので、AWS認定を受験しない方でも主要なAWSサービスを確認するための教科書としても非常に優秀です。
実際、AWS認定の試験で出題される内容はアーキテクチャ設計でも重要なポイントなので、買っておいて損しない1冊だと思います。
②サンプル問題を解く
AWSが公開しているサンプル問題が、こちらのページの「サンプル問題のダウンロード」から確認できます。
サンプル問題には解説がないので、以下記事の解説を読んで理解を含めておきましょう。
https://rikei-danshi.work/entry/2018-08-29-AWSSolutionArchitect
解説は僕のオリジナルとなりますので、間違った部分などがあればコメントをお送りください。
③模擬試験を受ける
試験の出題の形式をつかむために、模擬試験を受けました。
模擬試験は認定試験の準備ページから、「ステップ5:模擬試験を受ける」に進んでいくと、オンラインで模擬試験を受験することができます。
模擬試験は2,160円と有料ですが、サンプル問題以外のAWS認定の問題がなかなか出回っていないので、問題の傾向を掴むために受験をおすすめします。
また、模擬試験はと本試験の違いは、受験場所(本番は全国のテストセンター、模擬試験はオンライン環境ならどこでもOK)程度であり、制限時間も決められているので、まさに模擬試験といった感じです。
Point
模擬試験では、必ず画面キャプチャをしておきましょう。
模擬試験では合格ラインに達していたかは教えてもらえますが、どの問題が正解していたのか、正しい正解はどれかは教えてもらえません。
画面キャプチャをしておけば、後からその問題の答えを調べることができますので、同じような問題が本番で出た場合に確実に正解することができます。
④費用は高いがトレーニングを受講する
基本的には、参考書を買って知識を身につけ、サンプル問題や模擬試験で試験問題を確認しておけば、合格はできるかと思います。
しかし、なるべく早く合格したい方は、AWSやエンジニア向け教育会社が行なっているトレーニング講座を受けるのも有効です。
という僕もAWSが主催する「Architecting on AWS」を受講しました。
こちらは3日間のコースで、まさに試験で出題される範囲を網羅して教えてくれるような講座です。
費用は約21万円とかなりの高額ですが、会社から研修費用が取れるのであれば、合格にぐっと近づけるでしょう。
また、AWS外部の講習ですと「TECH::CAMP」がオススメです。
専属のアドバイザーがついてくれるので、短期集中でクラウド開発に必要なプログラミング技術を身に着けることができます。
「TECH::CAMP」とAWS認定での資格取得によるスキルアップで、もう一段上のエンジニアへステップアップしましょう!
試験での注意点
AWS認定の試験は、試験センターでPCで問題が出題され回答していきます。
全問題を回答するとすぐに採点され、その場で合否がわかります。
試験の申し込み方法はこちらの記事にまとめてあります。
ちなみに、「試験センターはどこでも同じ」と思っている方がいるかと思いますが、環境は全然違います。
私は、横浜と武蔵小杉を受験しましたが、横浜の方が圧倒的に環境が良かったので、オススメいたします。
神奈川県在住の方はこの2箇所しかないと思いますので、ぜひ横浜で受験しましょう。
Point
・横浜はメモ用に紙と鉛筆が支給される
・武蔵小杉ではWebカメラにより、試験風景が監視
・武蔵小杉では免許証やクレジットカードの提示を、英語チャットでやり取りする必要がある
また、武蔵小杉ではWebカメラで監視される際に、手で顔を隠したり、モニター画面以外を見ていると、チャットで注意されます。
僕は何回か注意されてしまい、最終的には「態度を直さないと、試験を中止する」とまで脅されてしまいました(その後、英語チャットで平謝り・・・)。
試験時間が150分と長時間の場合は、どうしても集中力が切れてしまいがちなので、武蔵小杉はできるだけ避けましょう。
まとめ
AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイトの合格までの要点と試験での注意事項をまとめました。
ぜひ、合格して自分のキャリアのステップアップにつなげてください。
1. 参考書は惜しまず買うべし
2. 無料のサンプル問題を解くべし
3. 有料の模擬試験を受けるべし
4. 短期集中の場合はトレーニングを活用すべし
5. リラックスできる試験センターを選ぶべし
コメント