
今回は、Windowsコマンドプロンプトのmoveを使ったファイル仕分け方法についてご紹介します。
moveコマンドとは?
moveコマンドは、ファイルを移動するコマンドです。

なつめ黒猫
指定方法によっては、ファイル名を変更することもできる。
moveコマンドの形式
moveコマンドの形式は以下の通りです。
move (option) [source file/directory] [target file/directory]オプションにより、上書き確認の有無を選択できます。

なつめ黒猫
デフォルトは上書き確認をしません。
| オプション | 説明 |
|---|---|
| /Y | 同名ファイル存在時に、上書きの確認を行わない(デフォルト) |
| /-Y | 同名ファイル存在時に、上書きの確認を行う |
moveコマンドの使用例
ここでは、mvoeファイルを使ってファイルを仕分けする例をご紹介します。
例えば、日付とデータ種類を元に命名されたファイル名のセンサログデータがフォルダに大量にあるとします。

これらを対応するフォルダに格納する場合を例にします。

以下ソースのbatファイルを作成し、同じディレクトリに置きます。
あとは実行するだけでファイル整理が実行されます。
@rem ディレクトリを移動 cd /d %~dp0
@rem 各フォルダに移動
move *_SensorA.csv SensorA
move *_SensorB.csv SensorB
move *_SensorC.csv SensorC
move *_SensorD.csv SensorD



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