脱社畜サロンの19年1月の騒動について、なるべく個人の主観を除いてまとめてみました。
Caution!本記事の内容は、個人及びサロンに関する批判ではありません。あくまでネット上の発言をまとめた内容であり、その内容に本サイトの意見は含まれていません。本記事の引用による、特定の個人及びサロンへの誹謗中傷は行わないでください。
脱社畜サロンとは?
脱社畜サロンとは、ブロガー界でカリスマ的な人気を誇るイケダハヤト氏と、連続起業家である正田圭氏(経歴の詳細は後述)が始めた有料のオンラインサロンです。
脱社畜サロンのセールスポイントを簡単にまとめてみました。
Point
- サロン目的
- 脱社畜し起業することを目標とした人たちに向けた情報を発信
- 「起業のスタートラインに立つためのスタートの切り方」を学べる
- サロン特典
- 本サロン向けの起業向けた有益情報の発信
- なお、前月分の投稿は毎月10日に削除
- 正田圭氏の「サクッと起業してサクッと売却する」「起業戦闘力」が無料で閲覧
- 起業戦闘力診断、けんすう氏による特別課題、サロン内プレゼンなど
- 本サロン向けの起業向けた有益情報の発信
- サロン会費
- 月額3,000円
- 主なサロン参加者
- はあちゅう氏:ブロガー兼作家。女子大生時代からブロガー界の中心的存在。
- けんすう氏:大学受験サービスの立ち上げ、レンタル掲示板を運営。リクルート入社後に「nanapi」をリリースし、KDDIグループにM&A。
- 箕輪厚介氏:幻冬舎の編集者。堀江貴文氏「多動力」、佐藤航陽「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」落合陽一「日本再興戦略」などを担当。
- 片桐孝憲氏:DMM社長。ピクシブの運営などにたずs
- 田端信太郎氏:ZOZOのコミュニケーションデザイン室長。オンラインサロン「田端大学」を経営。
また、脱社畜サロンの経歴はこちらです。すごいペースで会員数を伸ばしています。19年1月にははあちゅうサロンと合併しています。
18年11月初旬 | 脱社畜サロンを開業 |
11月7日 | 会員数500人突破 |
12月8日 | 会員数1,000人突破 |
11月26日 | 会員数1,500人突破 |
12月13日 | 会員数2,500人突破 |
19年1月1日 | はあちゅうサロンと合併 (はあちゅうサロンは月額9,800で少人数制) |
1月9日 | えらいてんちょう氏のnote公開(詳細は後述) |
1月12日 | 会員数3,000人突破 |
脱社畜サロンの案内と肯定的な意見
脱社畜サロンの詳しい内容については、イケダハヤト氏のブログの「脱社畜サロンの案内」に関する記事をご覧ください。
正田圭氏がかかわるpediaでも、脱社畜サロンに対するイケダハヤト氏と正田圭氏の対談記事が書かれています。
脱社畜サロンのメンバーによる紹介は、様々なブログで書かれています。基本的には肯定的な意見が多数のようです。
ちなみに脱社畜サロンの入会はこちらからできます。
脱社畜サロンに対する批判的な意見
一方で、脱社畜サロンに対する否定的な意見もあるようです。
- サロン内では規模が大きくなりすぎたためか、質問に対するレスポンスが遅い
- サロンの強制退会(BAN)は、運営側の一存で決定する
- イケダハヤト氏は、Twitterでブロックしてから批判を行うため、質問者は一方的に脱社畜サロンから中傷される
運営のイケダハヤト氏個人に対する疑惑を呈する記事もあります。
今回の騒動の流れ
正田圭氏のプロフィールへの疑惑
今回の騒動の発端は、元脱社畜サロンに所属していたえらいてんちょう氏のnote(閲覧を有料にできる簡易ブログみたいなサービス)で、正田圭氏の経歴について疑惑を唱えたのが始まりです。
正田圭氏の経歴と、noteの内容を大まかにまとめるとこんな感じです。
noteまとめ
- 正田圭氏の簡単な経歴
- Tigala社の代表取締役で連続起業家
- 連続起業家とは、会社を立上げまたは買収し、ある程度育てたのち売却を繰り返すことで利益を得る実業家を指しています。
- 15歳で起業し、1億5000万円で未成年のうちに事業売却。その後、様々な事業の立ち上げ、買収と売却を行う。
- Tigala社の代表取締役で連続起業家
- noteの内容
- Twitter経歴にある「2~3桁億円をメインとしたM&Aコンサル会社」とある部分に対して、過大広告との疑惑
- えらいてんちょう氏の友人曰く「少なくとも3桁億円のM&Aは絶対嘘。日本の未上場インターネット企業が100億以上で売却できるケースは極めて稀です。数年に1件のレベル。」
- 「外銀、戦コン、証券系M&A、銀行系M&A、独立系M&A、ファンドの専門家などの話からも正田圭という名前を知っている人はいない」
ちなみにえらいてんちょう氏は、「しょぼい起業で生きていく」という本を出版しています。起業として視点では、脱社畜サロンや正田圭氏と根っこの思想は一致していると思います。
noteに反応した脱社畜サロン会員がBANされる
えらいてんちょう氏のnoteで疑問を持った脱社畜サロン会員が、サロン内で運営であるイケダハヤト氏に質問しました。
1往復の質問やり取りがあった後、サロンを退会(BAN)されられ、Twitterもブロックされたそうです。
ちなみに、脱社畜サロンの会員ではなかったものの、イケダハヤト氏を支持していた方も本noteに関してツイートした結果、ブロックされる事態となっています。
#脱社畜サロン は興味なかったのでミュートしてましたが、えらてんさんの活動により解除する時が来ました。
インターネットってやっぱり楽しいな〜♪#脱社畜サロン 主催者。自称連続起業家・正田圭氏の経歴に重大な疑義|えらいてんちょう @eraitencho|note(ノート) pic.twitter.com/eqUhfJyOfk
— カルロス (@crls1031) 2019年1月9日
インフルエンサーも反応
このnoteに対して、実業家・山本一郎氏やサロンメンバーの田端信太郎氏が反応しています。
#脱社畜サロン 主催者。自称連続起業家・正田圭氏の経歴に重大な疑義|えらいてんちょう @eraitencho|note(ノート) https://t.co/ukPfjYeiKz
— 山本一郎(Ichiro Yamamoto) (@kirik_game) 2019年1月9日
イケハヤさん、この対応はダメだろ。
>#脱社畜サロン から目覚めた元信者のnote|いしかわ|note(ノート) https://t.co/0snCDcroop
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) 2019年1月10日
田端さん、謝りどころをちゃんと作ってあげてて、めちゃくちゃ優しいな。大企業で成果出す人って、こういう人間の機微を本当に理解してる。
— けんすう👀🚀 (@kensuu) 2019年1月11日
ほら、イケハヤさん、正田さん、脱社畜サロンの超重鎮、ほとんどサロン主のような存在の、けんすうさんも、こう言っておるゾ!
まだ間に合うから、今のうちに、「ごめんなさい!」しとけ。
な、オッチャン悪いコト言わんからさ。 https://t.co/NGeGJVMZPa
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) 2019年1月11日
結局、田端氏もイケダハヤト氏からブロックされてしまったようです。
脱社畜サロン側の反応
これらの騒動に対して、運営のイケダハヤト氏はこう発言しています。
伝聞調の中傷記事を信じて、面白半分で拡散するとかマジで人間性疑います。 https://t.co/4B7hDNpi5H
— イケハヤ@インフルエンサー (@IHayato) 2019年1月9日
ある程度騒動が広がったため、ブログ内でも方針について言及しています。
疑惑の中心に立たされた正田圭氏もTwitterでコメントしています。
でも、これっておかしな話で、僕が信者ビジネス?とやらをやって稼いでいるのを偽っているというのであれば、相手側が、「正田の儲けた金はこれだ」と証拠を出してこなけばいけないわけです。
(僕が販売していたであろう情報商材を出して、こいつはこれで儲けてたと言わなきゃいけない)— 正田圭 / プロフ盛ってます (@keimasada222) 2019年1月9日
なお、正田圭氏はTwitter名も「プロフ盛ってます」と修正しています。田端氏とのやり取りが影響しているのでしょうか?
まとめ
今回の脱社畜サロンの騒動をまとめてみました。
とは言いつつ、会員数は右肩上がりの様子で、いつものイケダハヤト氏の炎上マーケティングの一環のような気もします。
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