Google AdSenseには、画像がメインで1クリックで報酬が発生する「インフィード広告」が一般的です。
一方で、アドセンス上級者に注目されているのが「リンクユニット」と呼ばれる広告です。
このリンクユニットをうまく活用することで、ブログやHPの収益をさらに向上させることができるようです。
今回は、今注目すべき「リンクユニット」による具体的な効果から、設置方法やオススメの設置場所についてご紹介いたします。
リンクユニットは黎明期からある広告
アドセンスで多くの方が利用しているのは、以下のようなテキストと画像による広告(インフィード広告など)だと思います。
このような広告は、読者が興味を引くような画像と広告文章により、読者のクリックを巧みに誘導しています。
注:この広告は画像です
リンクユニットはシンプルなだけあって、通信速度の遅いインターネット黎明期から存在する歴史ある広告です。
ただし、通信速度が格段に高速化した現在では、テキストによるキーワードだけの広告は効果が低いと考えられ、あまり利用される方も少なかったようです。
注:この広告は画像です
リンクユニットの効果
リンクユニットは通常の広告と異なり、キーワードをクリックした先で表示される広告をさらにクリックしなければならない「2クリック報酬発生」です。
リンクユニットは「画像がなしで広告効果が低い」「2クリックしないと報酬が発生しない」とデメリットだらけに見えるけど。
実は2回クリックが必要だから、クリック単価が上がるという効果があるよ。
アドセンスのクリック平均単価は30円前後とされていますが、ミスクリックと判定されると単価が下がってしまいます。
そのため、ブログのアクセス数がある一定以上稼げるようになった中級者〜上級者は、リンクユニットを使うことでクリック単価を上げ、アドセンス収益を増やすことができます。
実際のブロガーさんの声を聞いてみると、リンクユニットにより「広告のクリック率が2.4倍になった」「広告表示1回あたりの収益が1.3倍になった」「広告単体でクリック数が1.5倍になった」との声が見られます。
・2回クリックされないと報酬が発生しない
・ミスクリックが少なくなり、広告単価が上がる
リンクユニットの設置方法
それでは、リンクユニットの設置方法をご紹介します。
まず、アドセンス管理画面のサイドバー→「コンテンツ」→「広告ユニット」に進み、「新しい広告」をクリックします。
次に、「テキスト広告とディスプレイ広告」をクリックします。
次に広告ユニットの詳細を決定していきます。まず、「広告の名前を設定」を適当に設定し、表示中の右にあるプルダウンをクリックして「リンク広告」を選択します。
広告サイズはこだわりがなければ、サイトに合わせて自動でサイズを変更してくれる「レシポンシブ リンク」を選択しましょう。
最後に、ページの一番下にある「保存してコードを取得」をクリックすればリンクユニットの作成は完了です。
リンクユニットのオススメ設置場所
作成したリンクユニットのオススメの配置場所は以下の通りです。
・記事タイトル下、またはヘッダー
・サイドバー
・フッター
当ブログではサイドバーに、縦に4つ並ぶようにリンクユニットを設置しています。タイトル下やヘッダーに設置する場合には2×2にして設置する例をよくみます。
リンクユニットは、キーワードだけのテキストによるシンプルさのため、1ページにいくつも設置してもあまりごちゃごちゃしないのが特徴です。
記事のタイトル下やサイドバーなど読者の通り道に設置してもあまり邪魔にはならないのが特徴だよ。
リンクユニットによる収益効果
それでは、当ブログでの30日間のリンクユニットによる収益効果を見てみましょう。
他の広告ユニットと比べると収益は最も少なかったのですが、サイドバーだけにしか設置していないという点を考慮すればなかなかの成果ではないでしょうか。
サイドバーに設置したリンクユニットは、全広告の収益の約3.4%でしたが、ヘッダーやフッターなど複数設置することで、広告収益の10%程度まで増やすことができそうです。
まとめ
今回はアドセンスの中でも中級者から上級者に注目されているリンクユニットの概要、設置方法やオススメの設置場所をご紹介しました。
まだリンクユニットを設置されていない方は、この機会にリンクユニットを設置してみてはいかがでしょうか。
アドセンスの設置場所や、はてなブログでの設置方法はこちらの記事をご参照ください。
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