今回は、WordPressでスパムコメントをブロックする方法についてご紹介します。
方法1:コメントを制限する
WordPressの機能を使って、一般ユーザによるコメントを制限する方法です。
次の方法について説明していきます。
- コメント全体を無効
- 匿名コメントをオフ
- ログインしたユーザのみコメントを許可
WordPress機能を使って、コメントを制限する代表的な方法がこの3つだよ。自分自身のサイトにあったスパム対策を実施してね。
コメント全体を無効
WordPress管理画面のサイドバーより、「設定→ディスカッション」を選択し、「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外してから「変更を保存」します。
この設定では、既に公開済みの記事に対するコメントはオフにならないので注意!
公開済みの記事に対するコメントをオフにするには、各ページのディスカッションから「コメントを許可」のチェックボックスを外して、個別にオフにする必要があります。
匿名コメントをオフ
もし匿名によるスパムコメントが多い場合は、名前やメールアドレスの入力を必須にしましょう。
WordPress管理画面のサイドバーより、「設定→ディスカッション」を選択し、「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」のチェックを入れてから「変更を保存」します。
この設定でスパムボットによるコメントを削減することができるよ!
ログインしたユーザのみコメント許可
ユーザ登録を設定することで、特定のユーザのみコメントできるようにします。
WordPress管理画面のサイドバーより、「設定→ディスカッション」を選択し、「ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする」のチェックを入れてから「変更を保存」します。
コメントを許可するユーザーは、サイドバーより「ユーザー→新規追加」より追加します。
権限グループは「購読者」を選択します。
「購読者」はダッシュボードにログインしても投稿などはできない権限のユーザだよ。
間違って権限を「管理者」にしてしまわないように注意してね!
方法2:ブロックリストを作成する
ブロックリストを作成することで、特定の文字やメールアドレス、URLなどを含むコメントがされた場合、自動的にコメントをゴミ箱に移動してくれます。
WordPress管理画面のサイドバーより、「設定→ディスカッション」を選択し、「コメントブロックリスト」にブロックしたい単語などを入力し、「変更を保存」します。
サイト内容に全く関係ない勧誘コメントやSEO向上やアクセスアップなどの宣伝コメントに対応した定型文を登録しておくといいよ。
英語サイト向けかもしれませんが、GitHubにはWordPress向けのスパムブロックリストがありました。ここからダウンロードできますので、ブロックリストにコピペできます。
方法3:スパムブロックのプラグインを入れる
WordPressではスパム対応のプラグインがいくつか用意されています。
代表的なものを上げておきますので、ご自身にあった@浦グインをインストールしてください。
- Akismet:デフォルトでインストール。有効化するにはAPIキーの取得が必要。企業向けの有料プランあり。
- Ninja Forms:自動ボットによるスパムを阻止。reCAPTCHAを簡単に導入できる。
- Throws SPAM Away:コメントに日本語が入っていないとスパムとみなす。
- Spam Destroyer:ボットによるスパムコメントを認識して自動で振り分け。
まとめ
今回はWordPressでスパムコメントの対策方法をご紹介しました。
スパム対策をしてコメント欄が荒れないようにしておきましょう。
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