【格安SIM】通信品質の高いサブブランド Y!MobileとUQ Mobile について調べてみた

スポンサーリンク
この記事は 約8 分で読めます。

月々の維持費が安いことが特徴の格安SIMですが、国内でも500社近以上もあるため、どの会社を選んでいいかわからない方も多いと思います。
今回は格安SIMのうち、Y!MobileとUQ Mobileの2社についてご説明いたします。
f:id:rikei_iot:20180106093411p:plain

スポンサーリンク

格安SIMとは?

格安SIMとは、docomoやauが持つ通信設備を借り受けてサービスを提供している通信事業者(MVNO)が提供する通信契約を指します。
MVMOの各社が独自に通信料や料金を設定しており、サポートなどが大手キャリア(MNO)より少ないぶん、安価な維持費や2年縛りがないのが大きな特徴となっています。

料金が安くても大手キャリアのインフラを使用しているため、通信可能エリアは全く同じであり、大手キャリアで通話や通信ができていたのであればほぼ問題ありません。

ただし、通信速度は回線帯域の太さと通信設備に影響され、それぞれMVNOによって異なります。
つまり、低料金のMVNOは回線帯域や通信設備に投資が少ないため、通信速度が全く出ないということもあり得るため、どのMVNOと契約するかは注意が必要です。

携帯電話会社は大きく3つに分類

現在の携帯電話会社は大きく以下の3つに分類されます。

Point

1. 大手キャリア(MNO):docomo、au、Softbank
2. サブブランド:Y!mobile、UQ mobile
3. MVNO:mineo、LINEモバイル、IIJmio、楽天モバイル、nuroモバイルなど

大手キャリア3社と500社を超えるMVNOの間にサブブランドが存在します。サブブランドも格安SIMと呼ばれることが多いですが、他のMVNOとは運営形態が異なっています。

Y!mobileはSoftbank直営であり、UQ mobileもauの子会社UQコミュニケーションズの運営となっています。大手キャリアの支えがあるため、キャリアが持つ高品質な通信やサービスとMVNOの低価格を併せ持つ注目の存在となっています。

f:id:rikei_iot:20180905190427p:plainなつめ

サブブランドは格安SIMの安さと、大手キャリアの通信品質のいいところ取り!

スポンサーリンク

サブブランドの比較

共通点

サブブランドの両者は、契約プランなど基本的には類似している点が多くあります。

両者のiPhone購入時のスマホプラン(SIMカードプラン)の料金*1は以下の通りです。

MVNOプランSプランMプランL
基本料金2,980円/月3,980円/月5,980円/月
通信容量1GB/月3GB/月7GB/月

ここに以下のキャンペーンが実施されます。

キャンペーン名キャンペーン内容
スマトク割, スマホプラン割引申し込み月から25ヶ月、月額1,000円割引
イチキュッパ割, ワンキュッパ割申し込み翌月から12ヶ月、月額1,000円割引
長期割引26ヶ月以降、月額1,000円割引
データ容量2倍24ヶ月、月間データ容量が2倍

また、サブブランドでiPhoneを使いたい場合は、現状ではiPhone 6sかiPhone SEとなります。

iPhoneの対応機種は今後増えていくと思いますが、両者ともSIMフリー端末やキャリアで購入したものでもSIMロック解除後であれば、サブブランドのSIMカードを利用できますので、最新機種への変更もスムーズにできます。

UQ mobileの特徴

f:id:rikei_iot:20180106093552p:plain:w500

UQ mobileはau系の通信網を利用しており、一般的なdocomo系よりも回線混雑率が低く、通信速度が出やすいと言われています。回線混雑率が低いため、通信が集中する昼間の時間程でも安定した通信が期待できます。

データ通信料は月間容量が決まっていますが、データ繰越しができるのも特徴です。また、国内通話は以下2つのプランから選択できるため、使い方に合わせて選択できます。

Point

・おしゃべり:5分以内であれば無料
・ぴったり:60分/月まで無料

UQ mobileで注意したいのは、au系からの乗り換えの場合にスマトク割が非適用になる可能性があることです。ただし2017年3月1日以降は、au系もキャンペーンによりスマトク割の対象になっているため心配はありませんが、今後キャンペーン終了の可能性もあるのでキャンペーンをチェックしておいた方が良いでしょう。

f:id:rikei_iot:20180905190427p:plainなつめ

au以外からの乗り換えならUQにしよう!

Y!Mobile

f:id:rikei_iot:20180106093526p:plain:w500

Y!mobileは関連会社であるSoftbankの回線網だけではなく、旧イーモバイルと旧ウィルコムのエリアもカバーしているため、通信エリアが非常に広いという特徴があります。

また、Y!mobileでは大手キャリアと同じようにMMSで使えるキャリアメールを使えるというメリットがあります。国内通話に関しては、10分以内の通話であれば何度でもかけ放題と、通話が多いユーザにとって非常に助かるサービスとなっています。

Point

・10分以内の国内通話は無料
・キャリアメールが使える

Y!mobileで注意したいのは、Softbankからの乗り換えの場合、端末購入分の割引が受けられないので、若干他のキャリアからの転出よりも割高になるのが注意です。

f:id:rikei_iot:20180905190427p:plainなつめ

Softbank以外からの乗り換えならY!mobileにしよう!

スポンサーリンク

まとめ

今回は格安SIMのサブブランドであるY!mobileとUQ mobileについて調べてみました。

Point

・サブブランドは、格安スマホの低価格と大手キャリアの通信品質のいいとこ取り!
・UQ mobileは5分まで、Y!mobileは10分までの1回あたりの国内通話が無料!
・auからUQ mobile、ソフトバンクからY!mobileへの乗り換えは若干割高!

格安SIMに興味はあるけどキャリアの品質を求めている方は、サブブランドを候補として検討してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事もよく読まれています。

rikei-iot.hatenablog.com

*1:データ通信料2倍キャンペーンや各種割引を除いた基本プランです

Pocket

コメント